2014年12月23日火曜日

香川ノードご報告

W父です。
昨日2015/12/21に、香川ノードでロボカップジュニア2015シーズンが開幕しました。

アウトオブバウンズ対応でちょっと懸念していたライトウエイトクラスも白熱した展開で、上位チームは大変アツい内容となりました。ライトの決勝戦は延長Vゴール試合で、W父も副審しながら手に汗握っておりました。

香川ノードライトウエイト上位チームは結構やりますよん!
四国ブロックも間違いなく熱い展開となると思います!!

さて・・・
当方、「チームさぬきUDON!」はオープンクラスに参戦です。

香川ノードでの同クラスは、「M Robots」さんとうちの2チームです。
ノードでは同カードで3試合が組まれておりました。



その結果はというと、じゃ~ん!

ご覧のとおりです。



え~と、写真下の欄の得失点差は2試合目までの数字みたいなんで、実際には3試合で得失点差87、ですね。

ちなみに昨年の状況はというと・・・


はい。こんなでした。2試合で得失点差88、でした。スエヒロガリの88点差。しかも唯一の得点はM Robotsさんのまさかのオウンゴールというある意味、誠に清々しいものでした。

昨年の2試合目の20分で45点というのは、26秒に1点、です。とにかくひたすら失点しつづけていたんですね。

それが今年は、2試合目だけ見ると48秒に1失点です。
ご存じない方は笑ってください。計算したW父もめまいがしています(笑)。
「UDON!」は弱いです。間違いないっ。

でも、M Robotsさんと対戦経験のある方にはわかってもらえると思います。
「M Robotsさんと試合をすると、こんなことが、アリウルのだ・・・」

香川県のロボカップ主力団体、e-とぴあに所属している子供たちの声が試合中のコートの後ろから聞こえてきます。

「なんだぁ?この試合、うどんボロ負けじゃん!!」

・・・でもいいんです!

だって、
当チームの今回の試合の目標は・・・


■ノードでの得失点差を2ケタにとどめること
■自力で1得点

でしたから。
とりあえずノード大会ではこの2つの目標は達成できました!!!


目標はともかくとして、まずはとにかく!とにかく!「試合になった」ことがたまらなくうれしいのです、メンターモドキ父としては!

M Robotsさんからみるとまっこと歯ごたえのない対戦相手だったことは間違いない(スミマセン、こればっかりはどうしようもないです・・・)のですが、UDON!的観点からすると、正直ホッとしています。だって、「試合になった」のですから。

単騎で怒涛の攻めをくださるM Robotsさんの赤い方のロボットにナンダカンダで食らいついて止めているUDON!のロボットを見ると「おう!頑張っとるやん!」と安堵しましたねぇ。

・・・でも食らいついた結果、ばんばん得点されてはいるのですが(爆)。

当チームの今年の編成は、
2台のロボットのハードおよびソフトをWが全部やって、試合のスイッチャーといいますかキャプテンを外注(中学のパソコン部の子にオネガイする)という変則体制です。このキャプテンさん(女子2人でWより上位キャラ)がすんごくアタマよくてルールと試合展開を理解してくれてるんで、死ぬほど助かってます。感謝~。そんな体制での試合でした。

当然のことながら、M Robotsさんも間違いなく現時点で100%ではないでしょう。ひょっとしたら30%くらいかもとも思いますが、当チームにとっては何と3試合もお手合わせ願えるなんて。

いいでしょ?世界狙いのみなさん。

NXT縛りでどんだけ食いつけるのかが当チームの2015年の課題ですが、今回のノードの試合から得られた課題としては・・・、

■ボールへの反応の早さ
■ラインを踏んだ後のリカバリの早さ

をどう実現するか、といった感じで捉えています。
そういう意味では、NXTだってここまでやれるんだ!というところを見たいんですがさて。

ただ、少なくとも制御のPGは、もはやROBOLABでは当チームでは対応しきれませんでした。マルチプレクサが使えないとしんどい時点で。

そこはWの変態アビリティの結果として、エセメンター(そう、W父のこと)がアドバイスできなくても、息するようにNXCを習得してくれたのは大きいかったです。これによって、ボールセンサ×5、超音波センサ×4、床センサ×3、コンパス×1が実現しましたからねぇ。

さて、今回の3試合の結果、全ての動きのアイドルタイムをもっと減らすことで得点チャンスも作れるのかなというところが収穫でしょうか。何せ自力得点といってもOBでロボットが全部揃っていない状況ばっかりでした。

それと実際に試合やってみると、守っている間に攻めのチャンスをどうモノにするかが、とっても大事なんだと思い知らされました。

こっちが攻めているつもりが、いつの間にかボールを完全支配されてあっという間に失点、というのをたくさんもらいました。あぁ、こうすることができるチームでないとM-Robotsさんと拮抗するようなゲームはできないだろうなと痛感しています。

そして、今回の試合でのUDON!のマイナートラブルはというと・・・、

■ボールセンサの素子抜けで得点チャンスをたくさん逃していた
■NXT本体とコネクタが抜けかかっていて動かない時間がたくさんあった

・・・といったWならではのマヌケがあったこともご報告しておきますww。


と、いうことで長文ゴメンナサイ。
副審1と副審2の役割分担を全く理解していなくて赤面しちまったW父でした~。

2 件のコメント:

  1. W父様

    Reverse父です。

    お疲れさまでした。この記事に書いてあること、メンターの気持ち、ものすごくよくわかります。なかなか他のエリアの人には理解してもらえないかもしれませんが、四国にいるとこの気持ち、とってもよくわかります。周りからどう見えようが、あのM Robotsさんを目標に据えてがんばれば世界が見えるのは確かです。それを目の前で見て、直接対戦できる四国のロボカッパー達はとても恵まれていますよね。
    Bコートは審判が大変ですが、またブロック大会でお会いしましょう(うちは引退してますが、家族で審判しに行きますので)。

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    1. Reverse父さま

       ご無沙汰しております!絶賛過疎りまくり中の当ブログに来ていただけるだけで、激烈感謝感激であります。

       共感のコメント、ありがとうございます。参加チームがほとんどなくて、ものすごく心細い旧サッカーBに参戦してぷるぷるしている当チームには大変心強い内容、ありがたい限りです。

       仲間がいない、自分たちがどの位置にいるのかわからない、これでホントにいいのか・・・。こんな状態でモチベーションを保ち続けるのがいかに大変かを思い知ったこの2年間でした。

       そんな中でM Robotsさんは貴重な、貴重な私たちの「マイルストーン」です。世界トップレベルのチームとお手合わせ願えるのはまさに、四国ブロック参戦者の「役得」だと思います。先様にはゴメイワクハナハダシイのですが、公式戦だから仕方ない(笑)とばかりに自分たちの力量測定とさせていただいています。

       試合を重ねるたびに今まで経験したことのない得点差。追えども追えども届かない目標にまるで夜空の満月に手を伸ばしている井戸ガエルのような、その夢を追い続ける楽しさ。それをメンバー達に教えてあげたいな、というのが偽らざるオヤバカ根性でもあります。

       全然ダメなんじゃないかと、何度も諦めかけたNXTでの挑戦も、今回のノードの試合状況を見てみるとまだたくさん詰められる余地があると感じて結構盛り上がっております。これも私たちが挑戦する「価値」のひとつになればとても幸せなことです。

       こういう「アゲアゲ」な感じ、これもロボットのひとつの醍醐味なんですね。今夜もWはボールセンサー周りを一新して動きをブラッシュアップして父に「ドヤ顔」を見せやがってました。そう簡単には認めませんケド。

       四国ブロック大会でお会いできることを楽しみにしております。愛媛はオープンクラスで多数チーム参戦と伺ってますので当方の緊張感も半端ないところであります。オテヤワラカにお願いしたいところです(笑)。

       コメント、誠にありがとうございましたっ!

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